Dublin生活事情:住居編「I'm looking for a FLAT!!」 |
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ダブリンについて散々文句を言いたおし、(チェコに)帰国する日も段々と近づき、やっとこの街にもスプーン一欠けらほどの愛着がでてきたところである。
3ヶ月も終え語学学校を変えてみた。 ...90%は経済事情によるものだ。 チェコを発つ前からアイルランドのダブリンの物価の高さに恐れをなしていた。...暮らせないようだったら、3ヶ月で戻ろう、と考えていたのだ。ダブリンはヨーロッパで一番物価が高いと言われている。一番かどうかはしらないが、ともかく高いのは事実であり、ヨーロッパから来た人々も異口同音に言う。「ダブリンは物価が高い」
ダブリンにおいて今まで一番苦労したのは、家探しである。 ...私の知る家探しをしている人、全てが苦労していた。 そして(私にとって)べらぼうに高い家賃。 多くの人たちがホームステイを一ヶ月ほど申し込んでくる。その間に家探しをしようとするのだ。例外なく私もそれを施行した。 結果。 4週間では家は見つからず5週目に同じ学校に通う、同じ頃にアイルランドにやってきて、同じ時期に家探しをし、ルームシェアではなく新しい家を借り、逆に何人かで住もうとしている友人に拾ってもらえた。 その間もホームステイ先からは恐ろしい話をきいたりした。私のホームステイ先には私を含め3人だけだった。シングルルームといいつつ、一人で入ってはいるが、ベッドが二つあったりしていつでも、2人詰め込めるようになっているような部屋であった。ちなみにアイルランドの家は狭い。部屋も狭い。 が、私はラッキーだった。 中には同じ家に学生が10人もいるのだそうだ...。クラスメートも言っていた。僕の家は6人学生がいるんだけどバスルームが一つしかないんだ。 ...。 ちなみに現在、私は一人部屋ではない。 なんとこれが、2人の男の子と同じ部屋なのだ(現在、居候がいるので3人)。 つべこべ言ってる選択肢は私にはなかった。 ホームステイは高いし、遠いし、好きなものは食べられないし(これが一番の理由であった)。これ以上は続けていかれない。そう判断せざるを得なかった。このチャンスを逃したら、フラットを手に入れることなど不可能。 ここはブラジル人ホステルかよ!と思いつつも、その居候のおかげで家賃は安い。 ダブリン、センターにおいて250ユーロもしない家賃なんて場所を見たことがない(センターじゃなくても意外と高いのもダブリン)。ちなみに居候が去っても300ユーロもしない。... ダブリンの物価を知っている人ならばこれが、どんなに格安なのかわかることだろう。 (...周囲と比較してこれは安いといえるが、一緒に住んでいるブラジリアンズにとっては、ともかく高いそうだが...)
これは私個人の勝手な意見だが、この国は元来、人が来る国ではなかった。 人が去る国であった。 そのため住居も少なかった、のだが、ここに来て突然、移民が来るようになったために、その収容先に追いついていないのではないかと思うのだ。 現にアイリッシュですら家を探すのは大変なことだという。 この国は今、現在、バブルなのだ。 ...バブルの行く末をみたことのある国の民として、これから先どこに行くのか大変興味深い。
私は海外で日本人と住んだことがない。 だからどうした、ということもないのだが、こういうものは同じ国籍どうしでコミュニティを持ち、回していくものが多いのだ。「誰かが帰国する」「引越しする」そういう理由により、空いた席に座れるというものだ。 が、ここダブリンにおいて、いつだか記述したように、日本人の知人がいなかったのだ。一人も。 同じ国籍の人がいないとたまに困ることもある。
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【2007/05/15 03:45】
アイルランドで独り言
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