椿日記
-チェコにて-まだ性懲りもなくプラハにいます。

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オルロイ Orloj
チェコ語で天文時計のことをOrloj オルロイという。
どうでも良さそうな言葉だが、プラハにいるとこれは待ち合わせの場所になったりするので必須単語だ。
旧市街広場に有名なからくり天文時計がある。観光の名所でもあり、毎時に観光客が時計を見上げている。

中は意外と広い。
時計の部分だけではなくほかの建物にみえるところも全部が中でつながっていた。

olroj 2

時計部分の部屋はむきだしの石。

olroj 1
からくりの使途たちには上半身のみ。
この時計を作った人は、この美しい時計を他のところで作れないように殺されてしまったという。

市庁舎部分には壮麗な部屋もいくつかあり。
国内の貴族の紋章が飾ってある。

orloj 3
鍵をあけると地下室が。
そこは監獄だったり、貯蔵庫だったり。
市庁舎なのか、監獄なのか。
しかも、そこからマーケットにつながっていたとか。時代時代で違う用途で使われてきた建物なのだろうけれど、その順序が掴めず。
ところどことに、ジオラマのように物がおいてあるので、少し興醒め。

orloj 4



有名な時計のからくりは毎時に扉があいて12使が周る、というだけのもの。
見あげる観光客の「え?これだけ?」という失笑が好きだ。追い討ちをかけるような鶏の泣き声がまた妙。




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【2005/11/30 22:17】 プラハを歩く | TRACKBACK(0) | COMMENT(2)
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クリスマスツリー点灯
旧市街広場のクリスマスツリーが点いた。
本日18時に点灯するということで観に行った。

先週末からいろいろな場所でクリスマスマーケットの準備がされ、早いところでは週明けから既に開かれていたが、今週末になり、ヴァーツラフも旧市街もマーケットが開いたようだ。
散歩も兼ねて明るいうちから広場を見ようと4時前には広場に行く。
広場には、たくさんの人がsvarak(スヴァジャーク)と呼ばれるホットワインを片手にうろついていた。
そのワインとともに人気なのがこれ。
TRDLO
屋台のなかで焼いたパン生地のようなものに、シナモンやアーモンドをつけたもの。
私が好きなのは一番ポピュラーなシナモンだ。素朴で甘すぎず。一度食べてからすっかり虜。
このお菓子は人気で並ばないと手に入らない。

クリスマスツリー点灯前


クリスマスツリー点灯式の日の夕暮れ
今日の夕焼けは美しい。
時計を見るとまだ16:30くらいだ。
一度、暖をとりに近くのレストランでビールを呑む。散歩と言いつつ、寒くて根を上げる。

クリスマスツリー点灯前
広場に戻るとそこはもう、すごい人ごみだった。
そして18時。
周りの電気が消される。鐘が鳴り出した。
カウントダウンが始まる。
点いた。
点灯の仕方が…しょぼい。
あまりにもチェコらしくて、笑えた。


クリスマスツリー点灯後
赤でもなく青でもなく普通のシンプルなツリーだ。

明かりが点くと同時に人波が動き出した。
点灯するところだけ観て早々に帰るものらしい。
東京の通勤ラッシュのようだ。毎日、こんな風に揉まれるのだ、と言ったら驚くだろう。






【2005/11/27 07:10】 チェコで暮らす | TRACKBACK(0) | COMMENT(8)
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プラハのトラム
チェコのトラムに新型車両ができるという。

驚いたことにデザインは、ポルシェデザイン
しかし…なんだか…全然ステキではない…。

ドイツのようなクリーンな街には似合うデザインだ。
骨董品のようなプラハの街には似つかわしくないように思う。。
確かに、杖を持っている人が異常に多いこの街では、障害者用を考えて作られた車両は好ましいものだろう。
でも、このデザイン。
旧型(今の車両)のほうが断然ステキに見える。
何故ならここはプラハ。
ドイツなども昔はこの古い型が走っていたようだ。
この車両に似合うような街に変化していくとでも言いたいのか。

ポルシェトラムも「ジリリンッ!」と鳴るのだろうか。






【2005/11/23 06:23】 チェコで暮らす | TRACKBACK(0) | COMMENT(1)
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Iva Vittova
ブルノに行ってきた。
ブルノには、コンサートのためだけに行った。今回、友達が日本から渡チェコしてきた大きな目的はこのコンサート。
Iva Vittova(イヴァ・ビトヴァ)
日本でもかなり以前に公演をしたことがあるチェコのトップ・シンガーだ。
「耳に残るは君の歌声」という映画の歌声を吹き替えをしていたのがイヴァ。それが友人のイヴァとの最初の出会いだそうだ。
チェコで有名な歌手であり、ヴォイスパフォーマーであり...音楽全般多彩な人。とても美しい声をしている彼女の声はどこかにロマ出身の匂いを残している。

イヴァがとても好きな彼女は歌詞の意味が知りたくて、チェコ語を習いだした。2年前にもチェコ旅行し、コンサートの後にイヴァ本人に会うことができた。
そして今回は、イヴァに会う約束をしていた。
私なんかが同席しても良いのか恐縮しながらも、誘われるままに同行した。
生イヴァは写真よりも、とてもキレイだった。
田舎が好きなの、と言い、ブルノの隣の小さな村に住んでいた。家の前には山。雪が降ると、とてもキレイなの、と言っていた。
ブルノの駅まで迎えに来てくれたのは、イヴァ本人(しかも一台で乗り切れなかったので、往復)だった。
美味しい自家製のお茶とアップルパイ。
とても有名な人だが驕ることもなく、気さくに話してくれ、よく笑う人だった。
ブルノの初雪を窓から眺め、雪が降る窓からの風景がとても好きだ、と話した。


その後、コンサートへ。
生できく歌声は本当にキレイだった。
口笛がどうしてあんなに大きな音で鳴るのかわからない。まるで鳥のよう。
今回のコンサートはヤナーチェクのカルテットに詩を入れたもの。
このチェコ語がわかるともっと楽しかったに違いない。




【2005/11/20 23:10】 チェコでの記録 | TRACKBACK(0) | COMMENT(3)
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MELNIK ムニェルニーク へ 
チェコはビールばかりが取りざたされるけれど、実はワインもできる。
しかし、残念ながらそこらに売っている安いワインは美味しくない。水っぽい。
よく言われるのがモラヴィアワイン。チェコの南で取れるワインで赤が有名。

Melnik(ムニェルニーク)という産地があることを最近知った。プラハから北へ。バスで40分。簡単に行ける距離だ。
そこにある城でワインの試飲ができるという。
日本から遊びに来てた友達が、その街で他の友達と会うことになり便乗して行って来た。
バス停を降りるとそこには何も表示がない、淋しげな町だ。
人に尋ねてみた。
「城はどこですか?」
「知らない」
え…。
気を取り直して、他の人に聞くと教えてくれた。山の上だという。
MELNIK
人気のない通りを歩く。

上へ上へと目指す。
ようやく小さな城みたいなものが見えてきた。

MELNIK2
あいかわらず人気はない。


更に進むと、突然眺望が開けた。
MELNIK4

MELNIK3

眼下に見えるは川。
ここは、ブルタヴァ川とラベ川(モルダウとエルベ)の合流地点なのだ。
何もない風景が広がっていた。


城の地下で試飲ができるらしい。
パンの籠を持って、グラスを持っておばさんに付いて行く。
「Prosim(どうぞ)」
おばさんは出て行った。
これでは試飲じゃなくて呑み放題じゃないか。
しかも制限時間は閉館時間まで。
ありえない。
そしてグラスを洗う水場は壊れている。
やれやれ。
ワインは白も赤もあり甘いのから辛いのまで揃っていた。
しかもどれも美味しい。ちゃんと、しっかりとしたワインの味を出している。
このレベルが普通に売っていればいいのに。

友人の友達が到着したころには私たちはかなりできあがっていて、かなり良い気持ちで初対面。
はじめまして。




【2005/11/19 23:53】 プラハから国内へ | TRACKBACK(0) | COMMENT(2)
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初雪
プラハに雪が降った。
呑んで帰るトラムの停留所。
ふと、ちらちらと降ってくるものが雨ではないことに気づく。
日本だったら珍しい雪に大喜びの私だが「とうとう雪が降るようになるのか」と恐怖心半分。
トラムを降りるともう止んでいたように思えた。


明朝、カーテンを開けるとそこは真っ白。

初雪 窓からの風景
夜の間に降る雪。

今日は外出する予定がある...憂鬱な気持ちで外にでる。
着込んで出かけるが、なんだかあまり寒くない。拍子抜けだ。
いつマイナス20度が来るんだろう。

家の近くの広場でクリスマスマーケットの用意が始まった。来週あたりからはじまるのだろうか。


【2005/11/18 23:51】 チェコで暮らす | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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W杯出場決定!
チェコが来年のドイツW杯への出場権を得た。

オランダ戦で負けて、もう後がないノルウェー戦。
先週の土曜日にアウェーで勝ったチェコ。
今日勝てれば、W杯出場。
疲れていたので、家でTV観賞。
前半ロシツキーが入れた一点を大事にして、ゴール前の攻防を両者繰り返すもチェコが勝った。
試合が終わったあと、街の方向から花火の音が聞こえた。
来年の本戦が楽しみである。

さすがに今日の試合は気合が入っていた。
なんだか、チェコの試合って見てるとすぐ「今日は負ける」「今日は勝つ」とかわかってしまうのは私だけであろうか。
出るとか出ないとか、ずーーーっと言っていたNEDVEDも土曜の試合から出場。あいかわらず走りまわっている。
…それにしても、もうチェコ人も「そんなに言うならもういいよ!」と思っていたふしのあるNEDVED。そんな彼がでた途端に試合に勝ってしまうってどうなんだ。サッカーのことは全然詳しくない私でも、「うまい!」と思うシーンが幾度もあった。
ヤン・コレルが欠場していたので、ちょっと物足りない気がした。あの長身がないと画面が淋しい。
そして何のかんの言っても、ネドヴェドやポボルスキーが出ているチェコ代表が好きだと思った。

【2005/11/17 20:21】 チェコで暮らす | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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文学とは何か
カレル大学とチェコ日協会主催の、「現代日本文学講義」に参加した。
講師は阿刀田高、関川夏央、佐々木譲。いずれも何冊かずつは読んだことがあるベテラン作家だ。

お題は
1)電車男に代表されるIT文学は今後、日本文学の潮流になりえるか?
2)日本文学における商業出版について
3)なぜ日本では翻訳文学が栄えたのか?

内容的にはチェコ人向け、ということを考えていたのだと思われる程度のものであったが、作家が出版業界についてどう考えているのか、とても興味深かった。
しかしながら「日本文学」の定義が曖昧だったと思う。
本の体裁をした出版物は全てが文学なのだろうか。
私の中では「電車男」などは文学とは呼べないところに位置されている。そして少なからず、阿刀田高なども同様に考えているように聞こえた。
「文学」とは何だろうか。
どこからが文学なのだろうか。
どこで線引きをすれば良いのだろうか。
書店に並んでいるもの、全てが文学のわけではない。
10年後も同様に輝いていることができるもの。
そういうものにこそに、「文学」という文字はふさわしいはずだ。
文学の味はすぐにわかるものじゃない。
時間が経過しなければ、評価できないものはたくさんある。

大学では「日本文学科」に所属していた私にとって、こちらの人たちが日本文学をどう捕らえているのか、何が人気があるのか、気になることばかりだったが、残念ながら、そんなに話すことはできなかった。
こちらの文化・言葉・歴史・民俗学に興味があるけれど、それは日本のものを踏まえてのことだ。
外から日本を改めて眺めるのか。
外のことを外から眺めるのか。

阿刀田高の「ナポレオン狂」のチェコ語訳が出たということで、お持ち帰り。




【2005/11/16 23:02】 チェコで独り言 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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日本食パーティ
先日、豚の角煮を作った。
それを学校で友人と話したところ「食べたい!」ということで、また作る羽目になった。
え...豚の角煮を作るのは結構面倒だ。今、面倒な料理を作ったって説明しているところなのだが。

せっかくだから、家に遊びにって話をしていた日本人の子も皆よんじゃおう!と、結局8人のプチパーティにした。
メニューは、豚の角煮、焼きおにぎり、味噌汁。そして、友達が自分で作ったという餃子とその具で作った茄子の焼いたものを持ってきてくれそれなりに整えることができた。
ワインはモラビアの産地で購入したという白、ボジョレー・ヌーボー、フランケン。
(何でボジョレー呑めたのだろうか。こっちの解禁はいつ…?)

時間がかかるので学校から帰ってすぐに調理に取り掛かる。
脂身の少ない肉しか手に入らなかったので、心配したわりには、味はそこそこ。
まあ、人様に食べさせてもよいだろう。
たまに気合をいれて料理をするのは楽しい。

「どのくらい時間かかると思う?」
「50分?」
「5時間。」
だから、面倒な料理だって言ったではないか。




【2005/11/15 23:15】 食べ物・飲み物 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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日本料理店
日本料理店に行った。
海外ならどこでも日本食は高いとは思うけれど、ここプラハでは普通の料理(所謂チェコ飯)に比べると目が飛び出るほど、高い。
日本円で日本で生活している人にとっては高くはないかもしれないけれど、チェコの物価に慣れた貧乏な私たちにとっては高い。

昨日は、とろろ蕎麦、うどん、刺身の盛り合わせ、寿司、鳥の照り焼き、チャーシューメンを注文。
久しぶりに梅酒も呑んだ。
日本料理の食材って体に優しいのが多い、と実感。
チェコの食事は基本的に、大味、塩多すぎが多い。もちろん、カロリー高め。
家ではできるかぎり塩分少なめを心がけているけれども、体が、「もう塩はイリマセン」というのがわかる。
そして、ときどき「塩抜き」をしたりしている。
夜ごはんは、白米と味噌汁のみとかバランスを考えて。
こっちにずっと住んでいれば慣れたりするのだろうか。最初から何も感じてないような人もいるようだが。
この間授業中に「昨日、ごはん何作った?」という話題が出た。よりによってお粥のみ。
「お米のみです」「え…っ!?」
閑話休題。

チェコに来て、初めて「いくら」を食べた。
いくら、それは私の大好物だ。
ものすごく高かったけれど、いくらが食べれた、それで満足する私。
日本で下手に食べるよりも、臭みもなくとても美味しく意外だった。
きけば、ノルウェー産とのこと。
一緒に行ったチェコ人は初めて食べたと言い「わからない」と言っていた。
美味しい美味しくないよりも「わからない」。
いくらとあなごを注文したところ、「今、あなごはない、うなぎならある」と言われ、「じゃあ、いらない」と答えたところ、「すみません、いくら2つで。」とチェコにあるまじきサービスを受けた。しかも、こぼれんばかりに寿司にのっていた。
いくら、注文する人いないのだろうか。

さ、さかな!



【2005/11/12 00:36】 食べ物・飲み物 | TRACKBACK(0) | COMMENT(4)
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冬将軍がやってくる。
チェコでは365日、毎日、聖人の名前が日付についている。
明日はMartin(マルティン)さんの日だ。

一ヶ月以上も前のことだったと思う。
その頃、バーヴィ・レート(おばあちゃんの夏)と呼ばれる暖かい秋の日が続いていた。
チェコ人の友達に「マルティンが冬を連れてやってくるのよ。」と言われた。
「Maltin prijede na bilem koni」
マルティンさんが白馬に乗ってやってくる。
マルティンさんは冬の王子さま。
まだまだ、先のこと、と思っていた日がもう訪れた。
マルティンが来たら、いつ雪が降ってもおかしくないそうだ。

strahov修道院

プラハでは0-10度くらいの日が続いている。
日本の0-10度よりも体感温度は暖かいように感じる。湿気が少ないせいなのか、はたまた私が寒さに慣れたからなのか。
とても寒がりの、日本の中でも暖かい地方で生まれた私が思う。

余談ながら、チェコ人の名前は大抵この聖人の中から命名される。
つまりは、一年に一度、自分の名前の日というのがあり、
その日も、誕生日同様お祝いをする。
私だったら、白馬の王子の名前はゴメンだ。


【2005/11/10 23:36】 チェコで暮らす | TRACKBACK(0) | COMMENT(2)
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授業について
毎週月曜日には発音の授業がある。
通常の授業が終わったあと、希望者のみ。
最初は何人かグループで、最近は隔週で個人レッスンで行なってる。
今日は、グループレッスン。
参加者は私一人だった。
授業がはじまって2ヶ月。
段々減ってはきましたが、さすがに初めてだったので、先生が言った。
「どうして今日は誰もいないのかしら?どうしたら良いかしら?」
「告知されたのが今日だから。でも、私は思う。私は練習が必要。でも、他の人は勉強が好きじゃない。だから。」
どうしたら、と言われても。
大人なのだからやりたければやるだろう。やりたくなければやらない。
なんのために通っているのかは、やっぱり自分で考えるものではないのだろうか。
私だってサボるときもある。自分で何をしたいのか、自分で決められるようになるのが大人だと言うことだろう。
当然だが、私にとっては個人の週に15分程度やるよりも、グループの週に一人で一時間近くレッスンしてもらった方がいい。

元々この発音のレッスン、アジア人ばかりが受けていた。
それ以外の人が来たのは、最初のときだけだ。
アメリカンやヨーロピアンは自分が正しく発音できているとでも思っているのだろうか。
自分の訛りに気づけないとしたら、あまりにも耳が悪い。
授業中もとても聞き取りづらい。
フランス人はぼそぼそ話すし、ドイツ人は舌の巻き方が違うし、オーストラリア人は...。
アジア人の発音は確かに悪いと思うけれど、それぞれ苦手な発音があるのに。
自分よりできない人をみて安心してる場合じゃないだろう。




【2005/11/08 06:19】 チェコで独り言 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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外国人警察
書くべきなんだろうと思う。
ツーリストではなく、今この国にすんでいる者として。
とあるHPで「今ではこのような事例は体験できないだろう」と言われていた。でも、この国ではまだ似たようなことが起きている。

海外でビザを取得しているものがこの国に住むためには、チェコに到着後、3日以内に外国人警察に届出をしなければならない。
それをしなければ、罰金を払うことになる。
登録をするだけで良い。ビザ自体は持っているのだから。
外国人警察に行く。
そこには勿論のごとく、英語の案内などない。チェコ語のみ。
登録をしたいんだけど、どうしたら?とそこらへんの人に尋ねる。
ジートラ(明日)この紙を持って来るといい」と、その人はチェコ語ができるようで、親切に訊いてくれた。
ジートラ(明日)」また行った。そこで係員にまた、「ジートラ(明日)」と言われる。
正直、これは私には予測していた事態だった。
この国の役所は本当にいいかげんだし、チェコ語しか通じないということも聞いたことがあった。
学校も始まっていたし、私はストレスよりも罰金を選んだ。
(というより、私は元々そうするつもりだった。)

学校で一緒の日本人の一人が、ビザを取得するために一度日本に帰るという。
受け取りはオーストリアやドイツなどでもできる筈では?と聞くと、
不可能だと言われたと彼女は言った。
おかしいな、私の知り合いはそうやって手に入れた筈だけどな。
彼女は日本に戻った。

そして、彼女も外国人警察で「ジートラ(明日)」と言われる。
彼女もまた「ジートラ」行く。そこで、保険か健康診断書を出せと言われる。
彼女はチェコ語が全然わからない。
書かれた紙をもって学校で先生に聞く。保険か健康診断書、訳してもらって初めて理解した。
数日後、彼女は偶然日本人に会ったと言った。
その人は保険も健康診断書も必要なく、パスできたという。
彼女は、登録が遅くなったのは「ジートラ」「ジートラ」という貴方たちに非があり、自分には非がない、とチェコ語に訳してもらった紙を持って行くと言う。
私も一緒に行くことになった。

朝、7時から外国人警察は開く。
つまりは6時から並ばなければならない。
もう寒い時期だった。

結果的に、彼女は登録できた。
保険も診断書も必要なく、罰金はなしだ。
私はできなかった。
罰金という話がでた。
そのときは罰金という単語を知らなかった。だから、罰金のことだろうと思っていた。知らないが故の躊躇がヤツらに「ジートラ」という余裕を与えた。
彼女は紙を持っていった。そして何か言われたときは、すべて「私は理解できません。」と言ったそうだ。それが彼女にとってのせいいっぱいのチェコ語だ。
その話をルームメイトのジャイアンにした。
彼は彼女の持っていった紙を見て、言った。「俺は英語もチェコ語もできるぜ。やってやるぜ。俺が書いてマルケイタ(チェコ人の彼女)にチェックしてもらうよ。」やったぜ、ジャイアン。
「外国人警察は最悪だ。バカなコミュニストの集まりだ。」
その夜、マルケイタも言った。「いい?あいつらバカ。コミュニストよ!!気にしちゃだめよ!」

翌日、書いてもらった紙を持って、また行った。
昨日と同じババアおばさんだ。
彼女は言った。「保険か健康診断書」
「昨日友人はなしで問題なかった。」「友達は関係ない。」
「関係ない?お前らのシステムはどうなってるんだ?日本人は必要ない。第一、あなたは昨日、それが必要だと言わなかった!」
「今、言ったわよ。ジートラ。」
「貴様らほど、暇じゃねえんだよ!」
私の閉めたドアの音は周り中に響き渡った。
周囲の人間が皆、振り向いた。

今日中に登録したい。
もう、たくさんだ。
ルームメイト、プラハでの私の家族が喜ぶ顔を見たい。
そう思った私は、もう一度整理番号の紙を引き、保険の用紙を取りに家に戻った。
家は近い。
すこし休憩してまた戻ると、順番はまだまだだった。
この国はどこでも効率が悪い。

先刻とは違う係員。すこし若い。
保険も罰金も問題なかった。
私はミスをしていた。
留学ビザをもらったときの住所は当初入る予定だった寮。今は別のところに住んでいる。
登録のための用紙に新しい住所を書いてしまっていた。
「引越したんだ。」
「新しい住所で登録するには、証明書が必要。」「どうすればいいんだ?」
ダンナはご丁寧にも、尋ねていた。
私は言い放った。
私は間違えた。今でもここに住んでいる。
係員は答えた。
「わかったわ。用紙を書き直して。」

登録することができた。罰金はなし。

私は来る前から、チェコの役所はいいかげんだし酷いということ知っていた。
人に詳細をいうのが嫌なくらいに本当に嫌なことだったけれども、これからチェコに来たいと思っている人や、興味のある人に伝えたほうが良い一面だと思い書いた。自分が忘れないためにも。
この事例が特別なことではない。





【2005/11/06 23:36】 チェコで暮らす | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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持病
日本にまだいたときから、目が腫れることがあった。
最初は目が腫れるだけだったけれど、次は、顔全体が腫れた。
そして、今回は吐き気と下痢。
+体全体に湿疹。

初期症状で「来た」と思ったので、さっさと学校から戻る。
チェコに来て初めて、タクシーに乗る。
ぼったくりで有名なプラハタクシー。
学校で呼んでもらって、100コルナ(約500円)。
しかも、学校側が負担してくれるそうだ。

どういう経費として落とされるんだろうか。
一緒にいたダンナは「学校が負担してくれる」ことが理解できずに、何度も聞き返していた。
いいじゃん、お金くれるっていうんだから。


今日は一日お休み。
家でダサい音楽の流れるラジオを聴きながら、ごろごろしていた。







【2005/11/02 00:34】 チェコでの記録 | TRACKBACK(0) | COMMENT(2)
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