| LOBKOWICZ PIVO ロブコヴィッツ ピヴォ |
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元共産国のチェコにどのように生息できていたのかわからないけれど、この国には貴族がいる。 その中の一系にLOBKOWICZ ロブコヴィッツという家門がある。今でも城を幾つか所有しており、チェコ人がその苗字を聞けば、すぐに貴族、とわかるくらいに有名。 余談ではあるが、以前通っていた学校にこの名を持つ友人がいた。 この名を持ちながらもカナダ国籍をも持ち、そしてチェコ語を学ぶ。如何にもチェコ的ではあるまいか。 そんなわけで、貴族ながらも私にとっては身近な名前だ。
さて、そのLOBKOWICZ。ワイン畑なども所有しているが、ここはチェコ。ビールをも作っている。 ビールをつくる修道院などは有名だが、お貴族さまがビールを造ることが一般的なのかどうかは知らない。 以前、郊外で車道脇に建っている看板を見てから気になっていたロブコヴィッツ ピヴォ、プラハでも呑める店があると聞いた。 私が行ったその店はMara Strana、ここにLobkovicky palacとzahrada 館と庭というものが存在するが、そことプラハ城との間の路地Jansky vrsekにあるCafe Bar 「U sv.Jana」。
 中は狭いが、清潔でお洒落。 Baron男爵、Knize騎士とそれらしい名前をつけられている。 「Knize」svetly、所謂チェコビールの主流であるピルスナー系のものを頼む。 重い。 そして濃い。 しかし、けっして不快ではない。 咽喉を通過するときは、あくまでもまろやか。 日本の地ビールのようであり、それとは完全に違う。地ビールにありがちな甘さはない。まず日本の地ビールだったらこんなにも明るい色ではなく、黒でこのような味になるだろう。 チェコではビールのおつまみ、などは頼まない。 このビールはまさに、つまみを必要としないビールだけで呑みたいビール。 つまりは良くも悪くも我が強いってことなのだが…。 こんなビールで何時間ものんびり呑むのも悪くない。
思わず溜息が出てしまうことも多いこの国での生活だけれども、ことビールのことになると、全力で褒められる。

lobkowicz.cz
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【2006/07/12 09:21】
食べ物・飲み物
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